2004年5月23日(日) 田植え

ワークの内容:田植え
参加人数:2名


今回は筑波山で田植え。参加者も10人以上集まり、やるぞーという雰囲気が感じられ、これはいい週末になりそうだ、と思っていました。が、あいにく当日の天候は雨。共催のNPO法人・自然生(じねんじょ)代表の方、参加者と連絡を取り合った結果、一週間延期とおいことになってしまいました。

が延期の影響は大きく、参加者の数は減っていき、とうとう4人に。それでも頑張るぞ、と意気込んでいたのですが、週末の前日と当日に、参加者2人からいけなくなってしまったとの連絡。おふたりとも仕方のない事情だったのですが、残念です。それにしても、二人で田植え・・・。想像するだに寂しい光景です。

それでも、ワークは決行。それ以上延ばしたら、田植えの時期は過ぎてしまいましたし。2人の参加者は励ましあいながら ワーク場所へ向かったのでした。
田んぼに着くと、汚れてもいい格好に着替えます。苗を保管した台と、茶色い薄紙の巻物を運びます。その幅1m程。結構大きい。この紙はいったい・・・? と思っているところへ説明が。この巻物は段ボールから作った再生紙。これを田んぼに敷いてその上から、苗を植えます。薄いのでちょっと押せば簡単に穴があくのです。 これを敷くと、雑草が生えてこない。雑草を枯らすための農薬をまく必要もない、と有機農業を実施する自然生に最適な道具なのでした。

説明を受けたところで、早速作業に入ります。泥の中に入るなんて久しぶりです。うまく動けず、悪戦苦闘。 巻物を少しずつ敷きながら、その上に苗を植えていきます。渡された細い棒に同間隔の印がしてあり、それを苗を植える幅の目安にします。
自然生の方の植え方は、当たり前のことながら、早い!きれい! 私たちも泥に動きをとられつつ、植えていきました。最初はぎこちなかったのですが、だんだん慣れてきておしゃべりしながら作業もできるように。 一ヶ所に植える苗からどんぶり約一杯のお米がとれるのだそうです。そのどんぶり一杯のために、昔はこうやって、腰をかがめながら、苗の一本一本を手作業で植えていたんだなぁ、と思うと感動しました。
東京から参加した方たちの田んぼもお手伝いさせていただけ、すべて作業を終えると午後1時を回っていました。約3時間田植えを続けていたことになります。

おそらくつくばNICE史上初と思われる、参加者2人のワークも無事に乗り切ることができたのでした。今回は、私は初リーダーということもあり、いろいろと不手際があったのではないかと思います。 参加者数がそれに反映しているともいえます。多くの人に参加していただきたかったのでとても残念です。 ですが、雨が降ったときなど、どう対処するかという問題点も提起されました。農業系ワークの多いつくばNICEでは特に重要な課題です。 様々な事態を想定して、企画を立てる必要があると実感しました。
ですが、今回の週末がとても充実したものであったことは、お伝えしておきたいと思います。私たちが植えた苗は、秋には金色の穂を揺らしていることでしょう。 今からとても楽しみです。


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