活動内容

このページでは、つくばの週末ワークキャンプでどのような活動を行っているかを紹介しています。

自然生クラブと一緒に有機農業!炭焼き!山小屋作り!

つくばの週末ワークキャンプを企画している私達NICEチーム「つくばNICE」は2001年のチーム発足以来、 筑波山麓を拠点として活動しているNPO法人「自然生(じねんじょ)クラブ」と一緒に活動をしています。 活動内容は田植えや稲刈り、炭焼き、山小屋作りなど様々ですが、いずれも筑波山の自然をたっぷりと満喫できるものばかりです!

自然生クラブとは?

自然生クラブは、一つには持続可能な地域循環農業を目指して、また一つには ハンディキャップを持つ人たちの自己実現の場の構築を目指して、有機農業や体験学習、和太鼓、絵画、表現ワークショップなど、 様々な活動を行っています。また、国際交流も活発に行っており、海外での太鼓演奏(ベルギー、香港など)や、 毎年4月に10日間に渡って筑波で行われるレジデンス(アイルランド、ベルギー、香港などから集まったハンディを持ったアーティストの方たちと 様々なパフォーマンスを実施)など様々。

正式名称:特定非営利活動法人 自然生クラブ
活動内容
有機農業:環境保全型地域循環農業の研究と実践
山の家 :ハンディキャップを持つ人たちとクラブのスタッフが共同生活
太鼓  :地域の学校、福祉祭、海外などで年50回以上演奏
体験学習:田植え、稲刈り、炭焼き、冒険キャンプなど

もっと詳しいことを知りたい方は、自然生クラブのホームページを ご覧下さい。



さていよいよ、つくば週末ワークキャンプで実施している主な活動を具体的に紹介します。


田植え(2002年〜2006年 毎年5月)

つくば週末ワークキャンプの恒例企画の一つ。機械で苗を植えるのが主流の現代ですが、自然生クラブでは、「手」で植えています。 難しいと思われがちですが、これが意外に簡単! 途中で位置がずれないように注意を払うのはなかなか大変だけど…
また、紙マルチというものを敷いてその上から苗を植えていることもここの特徴。こうすることで、雑草が生えにくくなるので、 除草剤を使わなくて済むのです。まさに、環境にやさしい田んぼ作りを目指していることの証と言えます。
毎年、自然生クラブは「NICEの田んぼ」を用意してくれます。今年もここでモチ米を植えました。昨年は稲刈りの前にイノシシに やられてしまい、残念ながら「NICEの田んぼ」では収穫が出来なかったのですが、今年こそ収穫の日まで持つように祈りましょう!



稲刈り(2002年〜2005年 毎年9月or10月)

これも毎年行っている恒例企画。鎌を片手に、手狩りで稲を刈ります。昨年は刈った後すぐにコンバインにかけて脱穀を行ったのですが、 一昨年は矢倉に天日干しにしました。その風景は、まさに弥生時代!?(笑)
稲刈りの時は(田植えの時も)自然生クラブ主催の稲刈り大会に参加という形で行います。大会には筑波大学の 「ねっしー 自然教育研究会」や「環境サークル エコレンジャー」など他のボランティア団体や、地元の方々も多く参加し、 総勢約100名!大変賑わいます。地域一体となって活動しているということを実感できます。
また、自然生クラブが笛や和太鼓、踊りで披露する「田楽」も見物ですよ。



ジャガイモ掘り(2004年〜2006年 毎年7月)

自然生クラブは農薬を使わない有機農業を目指しており、米の他にも野菜や豆など多くの作物を育てています。
7月にNICEがお手伝いしたのはジャガイモ掘り。強い日差しの下、日焼けや汗と格闘しながらも、メンバーは皆、 ジャガイモ掘りに熱中&楽しんでいました。その晩、食卓に並べられたおかずは、ほとんどが自然生クラブが育てている作物を使ったもの。 特に、掘ったばかりのジャガイモの天ぷらのおいしさは格別でした☆
また、初日の夜には、田んぼに飛び交うホタルを観に行きました。光っている時間が比較的長い「源氏ボタル」もたくさん飛んでいました。



炭焼き(2003年2月、2005年2月、2006年3月)

炭焼きは、焼き方の違いにより白炭と黒炭に分けられますが、今年2月に行ったのは黒炭。ドラム缶の炭窯で竹炭を作りました。 窯の準備から竹組み、口火炊き、口閉じ(酸素が入るのをシャットアウト)、一晩寝かせて翌日の夕方炭窯を開き、炭を取り出すまで 実に丸2日かかる大掛かりな作業! 火加減の微妙な調節や、窯の中での竹の配置次第で成功か失敗が決まるほど難しく、 とても素人ではできないなと感じました。けれど、とてもやりがいのあるワークです。


炭を焼いている間、レクリエーションとして「バームクーヘン作り」を体験しました。竹の筒を回しながら、その上に生地をかけ、 炭火の上でひたすら回し、これを20回くらい繰り返して徐々に厚くしていくというもの。4時間かけても厚さが2〜3cmほどにしか ならなかったほど気の遠くなる作業ですが、見事、成功に終わりました! 断面はちゃんと「バームクーヘン」になってましたよ(笑)



山小屋作り(2005年2、3、4、6、7、10、12月)

今年2月からシリーズ企画として山小屋作りを行っています。自然生クラブの「山の家」の隣に新しい小屋を作ろうという企画。 完成すれば、NICEのワークキャンプの際の寝床としても使えます。小屋は、ロフトやテラス、ハンモックなどを備えた アイデアあふれる小屋にしようと思っています。3月のキャンプでは初日の夜に「アイデア会」なるものを行い、 参加者みんなで小屋の理想図を描き、アイデアを出し合いました。
さて山小屋ですが、段階を追って徐々に形になってきましたよ! 2月は雑草刈り、土留め作り、階段づくりといった整地を行って山小屋作りのための下準備が整い、3月は いよいよ小屋作りがSTART!土台と骨組み作り、ガラス戸の取り付けを行いました。次いで4月は壁の取り付け、窓の取り付け、 屋根の骨組みまで入りました。
6月には屋根板の貼り付けに入り、7月にはさらに上からトタンを打ったので、もうこれで雨漏りの心配なし◎
そして10月。とうとう床板を貼りました。さらに入り口のドアも取り付け、これで一応、中で寝られる状態になりました。隙間だらけですが(笑)

・・・
でしたが、2006年に入って、ついにNICE小屋が完成しました!
現在は中に2段ベッドや机が置かれ、自然生クラブが普通に使っています(笑)
でも、カーテンなどもついて、なかなかおしゃれです。


サツマイモ掘り(2005年10月)

いろいろな作物を育て、ほぼ100%自給自足の生活をしている自然生クラブ。おイモさんも、ジャガイモだけでなく、サツマイモや里芋も育てています♪
秋らしく、サツマイモ掘りをしました。イモは意外に深く、指が筋肉痛?になるほど、指先を使って必死で掘りました。
掘った後、自然生クラブの方が大学イモを作ってくださり、その感動的な味に、メンバーは皆幸せモード★ また、焼きイモも行いました。
夕食に鍋をしようということになり、サツマイモの他にも里芋や大根、ゴボウなど数種類の野菜を収穫しました。全てその日に採った野菜で鍋!!これまた味わい深いものです。



その他の活動

桑の実採集&桑の実ジャム作り(2005年6月、2006年6月)
 …筑波山の麓には桑の実がたくさんなっている所があります。そこで大量の桑の実を採りました。黒い実は甘くて美味しい☆
 採った後は、「へた」を取り、火にかけて煮てジャムにします!ブルーベリージャムと似た感じで、パンやヨーグルトに合います。また、2006年のキャンプでは、  自然生のスタッフが、「桑の実入りパウンドケーキ」を作ってくださりました!



 田んぼにイノシシよけのフェンス張り(2002年6月)

・トーテムポール作り&設置(2002年6月、8月)

・「三宅島ウォークinつくば」のサポート(2002年11月)

・舞台作り&ペンキ塗り(2004年3月)

  ・・・4月の「レジデンス」の際に演奏台として自然生クラブが使用する舞台を作るのをお手伝いしました。その後、舞台に展示する絵画を貼り付けるのに使われるパネルに白ペンキを塗るというワークを行いました。

山小屋の修理(2004年12月)
・・・現在作っている山小屋ではなく、自然生クラブの「山の家」の隣に以前からある小屋を修理しました。屋根の傾斜がゆるいことから水がたまりやすく、屋根が腐りかけてしまっていたため、屋根をいったん取り外し、傾斜を急にする作業をしました。同時並行で、小屋の壁に木酢液(防腐剤)を塗りました。

子どもキャンプのお手伝い(2003年、04年7月)
  ・・・自然生クラブではなく、「花畑子供会」、「ライジングスポーツ」、「ボランティアサークル Party」との共同企画。毎年7月に明野町の「宮山ふるさとふれあい公園」で行われる花畑子供会の子どもキャンプ。メインのプログラムであるオリエンテーリングとキャンプファイヤーの裏方に回ったり、子どもたちと遊んだりといった活動をしました。

説明会in筑波大学(2002年〜2005年 毎年4月or5月)
  ・・・毎年春に、筑波大学でNICE&つくばNICEの説明会を行っています。


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